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レガシーなテスト環境の作成方法
レガシーな環境でテストを行うにはどうするか?
最前は実機を用意することだ。 なければ、VirtualPCを使用すればよい。 (当然、シビアなタイミングなバグとかは再現しない場合もある)

今回の例ではWindows7 HomeEditionをホストとして XP + IE6.0の仮想マシンの環境を作成する。


手順:

1.下記のページよりWindows Virtual PCを取得する
http://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=3702

2.Microsoftのページより任意の仮想マシンをダウンロードする。
http://www.modern.ie/ja/virtualization-tools#downloads

このページにはWinXP-IE6の古い奴からWin7のIE10の環境までそろっている。また、Macの環境も用意してある。 ここから、好きなイメージを取得すること。

3.ダウンロードしたイメージを回答すると下記のファイルがあるので実行する。
IE6 - WinXP.vmc

4.デフォルトで用意されているユーザーにIEUserが存在する。
しかし、初期設定としてパスワードが設定されていない。
XPにログインするには「ツール→統合環境を無効にする」を選択しなければならない。

統合環境を無効にした場合、ホストのクリップボード内容を仮想マシンにコピーしたりできなくなる。
なので、仮想マシンにログインしたら、ただちにIEUserにパスワードを作成して統合環境を有効にしなければならない。

WindowVista 以降の仮想マシンの場合のIEUserのパスワードは次に記述してある。
https://modernievirt.blob.core.windows.net/vhd/virtualmachine_instructions_2013-07-22.pdf


5.HTTP経由でホストに接続するにはネットワークの設定が必要である。
ホスト側のWin7にMicrosoft Loopback Adapterを導入する。
http://blogs.wankuma.com/hatsune/archive/2010/05/13/189032.aspx


次にVirtualPCのネットワークの設定をする。
レガシーなテスト環境の作成方法_b0232065_1125307.png


この時点で、Win7と仮想PCのXpでipconfigを行うとそれぞれに新しいネットワークアダプタとIPが割り当てられている。 そのIPを使って互いに通信できる。 なお、ファイアウォールを適切に設定しないとVista以降はPINGが通らないので焦らないこと。


問題:
・1月でアクティベートしないと使えなくなる。
期限がきたら、仮想マシンの環境を一旦削除して、初期化しなおせばよい。


・英語しかしようできない。
日本語フォントを仮想マシンに入れればよい。
http://ipafont.ipa.go.jp/ipafont/download.html

各アプリケーションはそのフォントを選択する。
IEなどは日本語ページを開くと自動で選択してくれる。

・キーボードは英語配列なので、文字の入力はホストからクリップボード経由で転送したほうが楽
ドライバーの更新を以下のページを参考に行なえば、キーボード配列は日本語にできる
http://doratech.jugem.jp/?eid=40
by mima_ita | 2013-11-12 11:29 | テスト
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